※例のごとく個人的意見です

発売からしばらくたちましたので色々試した感じの意見でも
まずはテキスト確認

Bolas’s Citadel / ボーラスの城塞 (3)(黒)(黒)(黒)
伝説のアーティファクト
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードをプレイしてもよい。あなたがこれにより呪文を唱えるなら、それのマナ・コストを支払うのではなく、それの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを支払う。
(T),土地でないパーマネント10個を生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ10点のライフを失う。
(MTGwikiより抜粋)

いわゆる「山札の上のカードを見てコストを別のもので支払う、もしくは踏み倒す」系のカードですね
よく比較されるのが同じ黒でバカげたドロー能力をもってた《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》ですが、これは又別のカードを組み合わせて成立するコンボなので単体でこれと比較するのはちょっと違うと思います
《未来予知/Future Sight》とかその亜種にあたりますね

とりあえず自分で使って強かったコンボ、場面を書き出します

①城塞+独楽
いわゆる《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》状態です
手順は
1:どちらも着地してる、もしくは独楽が山札の1番上にある状態で城塞が着地してる

2:城塞の能力で独楽を1ペイして出す

3:独楽のタップ能力でドロー。独楽を上に戻す

1:に戻る
至極簡単な手順な上に、どちらもアーティファクトなのでファクトによせたデッキで黒まじりならどこにでも組み込めます
城塞が重いので、《Transmute Artifact》や《作り直し/Reshape》等で直接場の軽いアーティファクトと入れ替えれる青と組ませると早い段階で成立しやすいです
《粗石の魔道士/Trinket Mage》で片割れの独楽も持ってこれますしね

弱点は「新カーンを初めとした強力なアーティファクト封じで止められる」ですね(独楽が)
その場合は②の素で使うプランに移行するか、妨害カードで排除しましょう

②城塞+エンドカード
クソ重いエンドカードだろうが踏み倒して使えるので素で使うだけでも強力です
俺の場合はこれで《無限への突入/Enter the Infinite》をぶち込んで終わらせました
統率者が《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》だったので自分の山札を消す勝利パターンを取ってたのが幸いしましたね
他にも白黒で《副陽の接近/Approach of the Second Sun》を撃ったのを速攻で撃ち直して勝ったり等危ないことをガンガンできるので普通にお守り代わりに入れておくといいかも

弱点はライフをガンガン使うのである程度確保してないとキーカードが来る前にいわゆるAd死する危険があることですね
Ad死が気になる人は③のプランにするといいでしょう

③むかつきの2枚目みたいな扱い
《むかつき/Ad Nauseam》はドロー、こちらは同じペイライフで撃てるので似たようなことはできます
近くでむかつきを使ってる人がいないのと、統率者を結構選ぶので近場ではみたことありませんね
《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》あたりで同時搭載すると強いかも?

こちらは普通にデッキの中身を軽めに構築してることが多いので、②より死ににくいでしょう
ウーナの場合ならフィニッシュカードが無くても無限マナのパーツを出してしまえば統率者が皆殺しにしてくれるので手間が省けます
恐らく一番重いカードが城塞で次がむかつきになるでしょうね
後は0~3マナのカードがメインになるのでライフも持つはずです


主に相性のいい青黒で語ってますが、白黒等でも活躍してくれると思います
またプロモで絵柄違いの城塞がドラフトの参加賞で配ってたりするので、お値段もワンコイン以下だったりすると思います
是非一度入れてみてその強さを堪能してください

禁止?ならないですよ多分
だってこれよりヤバイ《パラドックス装置/Paradox Engine》がお咎めなしですし、このカードの欠点として黒トリプルシンボルというのがあるので、黒絡みでしか投入できませんし大丈夫かと

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